友達の友達の友達と話してみることが自分を広げることにつながる。

この前こんな記事を読んで、「あぁ、これが縁を大切にする生き方につながるかもなって思ったんです。

「群れずに群れたい」を実現するためにはどうすればいいのか? | 隠居系男子

 

それぞれが自分で考えることを放棄しない限り、ぼくは群れずにいられると思っています。

どれだけ他者と群れようとも、他者に自己の意思決定権を手渡さない限りは、群れずにいられる。

 

(中略)

 

「群れずに群れたい」を実現し、本当の仲間と巡り会えるようになる。

 

この記事には、「自己の意思決定権を手渡さない限り、群れずにいられる」と書かれています。群れずにいることは一見縁を大切にしない生き方のように見えますが、ぼくは逆だと思っています。ここで言う「群れずにいる」というのは、意見で群れないと言うことだと思っています。自分軸をしっかり持つ。

 

けど、群れてはいたい。人とはつながっていたい。ここが縁を大切にするってことなんだと思っているんです。縁を大切にする上では他にも大事なポイントがあるんだと思います。でも、最初は、「自己の意思決定権を手渡さない」ってことからだと思うんです。

 

さて、なぜこれが縁を大事にする生き方につながると思ったかというと、この前大学の心理学の授業で『Why 30 is not the new 20』という動画を見たんです。

www.youtube.com

この動画ではこんなことが言われています。

20代の人が同じ考えの人とだけつるんでいると

友人の知っていることや知っている人

友人の考え方や話し方 友人が勤務する場所などが

限られた範囲になってしまいます。

 

新しく自分の資本になるものや新しい交際相手は必ずと言っていい程

内輪のサークルの外にいます。

 

新たな物事は友人の友人の友人のような

いわゆるゆるいつながりからやってきます。

 

ここで「ウィークタイ(=ゆるいつながり)」といわれているものがぼくは人が縁と呼ぶものだと思っています。そして、このウィークタイを意識して生活するというのが縁を大切にする生き方だと思うんです。

 

コンフォートゾーンの外側を重視する。

コンフォートゾーンの外側へ行くということもよく変化を起こすために大事だと言われています。コンフォートゾーンというのは自分にとって心地の良い空間・場所のことです。まさに動画の中で言われてた「限られた範囲」の中の話です。

 

ぼくは無理にコンフォートゾーンの外側に行けとは言いません。もちろんそれは大事ですし、ぼく自身はそこでの出会いなどを楽しみたいと思うところもあるので、重視したいと思っています。しかし、無理をするのは良くない。ぼくがまず言いたいのは、コンフォートゾーンの外に出るために、まずは自分を知るということをしてほしいってことなんです。

 

コンフォートゾーンの外に出るための自分軸 

「群れずに群れたい」という話もここにつながってきます。「群れずに群れる」というのは自分軸を持つことで、距離感を図り、それでいて心地のいい距離感を保ちながら人とつながるということです。

 

自分=スタート地点です。ここがわかっていなければ、群れずに群れることはできません。そしてそれは同時に縁を大切にできないということでもあります。自分の価値観や考えがあってこそ、ほかの価値観や考えに触れる意味が増すんです。

 

もし自分軸を持たないままコンフォートゾーンの外側に出るならば、それは苦痛でしかないでしょう。自分を失いかねない。相手色に染まり切ってしまうかもしれません。そしてそれは、もはや縁とは言い難いものになってしまいます。

 

外向的な人のほうが得なの?

コンフォートゾーンの外側とか、縁を大事にするという話になるとどうしても外向的な人のほうが得なのか?というところに疑問が出てくると思います。結論から言うとぼくは内向的、外向的というところにどっちが得かという話はないと思います。

 

要はどちら側を重視するかです。内向的な人は自分軸をしっかり持ちやすい、なので距離のとりかたはうまいと思います。外向的な人は縁でできたつながりを大事にするのがうまい。しかし、どちらも大事なんです。

 

内向的な人は自分から行かなくてもいいと思います。そうじゃなくて、たまたま価値観のまったく違う人に会ったときにそれを受け入れたり興味を持つことができればいいと思うんです。

 

逆に外向的な人は、たくさんの人に会う中で自分の価値観を作り上げていく、人の意見や考え方を丸呑みするのではなく、自分はどう思うか、好きか嫌いかを大事にする。それがいいと思うんです。

 

最後に

どちらにせよまずは自分を知るところからです。自分がどういう考えなのか、自分は何が好きで何が嫌いなのか。それを知っていることが外側へ向かうことへの恐怖心をなくし、新たな出会いを歓迎する態度をつくると思います。

 

 そして自分を知るためには自分の頭の中で考えているだけではいまいちはっきりしないと思います。アウトプットをするんです。そのためにもブログとかツイッターなどのSNSを活用することが大事なんです。

think-bigger.hatenablog.com

 

 自己発信は自分のためにやるんです。自分を客観視するために。自分のできる範囲で小さく始める。それが次第にできることを広げ、余裕を広げてくれます。そしたら知らないうちに縁を大切に人と関われるようになれると思うです。最後に僕の好きな『宇宙兄弟』のブライアン・ジェイの言葉を。

人の人生にはいくつもの”夢のドア”がある
人は…例えば「宇宙へ行く」みたいな大きな夢を持ったと時
目の前に現れたバカでかいドアに畏縮して
向こう側へ行くことを諦めちまう
「開けられるわけがない」────ってな
だがビビることはないんだよ

本当ははじめから─────
そんな”バカでかいドア”なんてものはない

小さなドアがいっぱいあるだけだ
”成長のドア” ”発見のドア” ”勝利のドア” ”賞賛のドア”
他にもいろいろ見つかるだろう
そしてその小さなドアを開けるたび
君らの夢がひとつずつ叶っていくのがわかるはずだ

君らにはそのためにやるべきことがある
手探りでも何でもいい
意地でも次のドアに手を伸ばし続けることだ

そんなことしてる間に────
気づいたら宇宙遊泳とかしてるかもよ?

 

                -ブライアン・ジェイー

 

 

ほな、さいなら