怖くて行動ができないあなたへ。そんなときは恐怖を紙に書き出してみて。

だいぶ前にこんなツイートをしました。

 

「行動したいけど怖くて動けないなぁ」とか「不安がいっぱいでどうすればいいかわからない」ってことはないですか?そういうあなたはぜひ恐怖を紙に書き出してほしいんです。

 

臆病のままでも前に進める

ぼくは基本的に臆病です。それでも前に進もうと思うのでもはや臆病かどうかはどちらでも良くなっているんですが、臆病だと思っています。そして、多くの人が行動に移せない原因やなんとなく圧迫された毎日を送っている理由の中にこの”恐怖”というモノがあるんじゃないかなと思います。

 

もしあなたも漠然とした不安を抱えているなら、恐怖を箇条書きに紙に書き出してみてほしいんです。漠然とした恐怖を抱くのではありません。漠然としているから怖いんです。わからないから怖いんです。だったら明確にしてしまえば良いんです。恐怖や不安の多くは同じことを堂々巡りのように繰り返し考えているから恐怖や不安がたくさんあるように見えるんです。箇条書きしてしまうと驚くほどに不安が少ないことがわかります。

 

そして、もう一つ言いたいのは、実際その恐れている事態に自分が入ってしまえば恐怖なんて感じてる暇はないってことです。だから思い切って入ってしまえば良いんです。大体のことはなんとかなります。というかなんとかするんですよ。勝手に。

 

最悪の事態を受け入れることで前に進める

デール・カーネギーの名著『道は開ける』にこんな一文があります。

もし悩みの種を抱えているならば、ウィリス・H・キャリアの公式を使って、三つのことをやってみるべきだ。

一、「起こりえる最悪の事態とは何か」を自問すること

二、やむを得ない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること

三、それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力すること

 

最悪の事態を受け入れることで前に進める。つまり、1番大きな恐怖を見ることで前に進めるんです。これは不安を紙に箇条書きにすることにもつながります。そして何よりここで言いたいのは、恐怖によって思考力が無くなると言うことです。恐怖で頭の中がいっぱいになると思考力が無くなります。これはぼくも体験済みなので確実になくなるんです。そして驚くことに、箇条書きに書き出した後それをどうするか考えられるようになります。もちろん受け入れることによって恐怖心が完全になくなるからなんですが。

 

ただ、最悪の事態が受け入れられないということもあると思います。そういうときは「どこまでだったら受け入れられるか?」を考えてください。自分が受け入れられるラインを決める。そうすれば自分が動ける範囲も決まってきます。そしてその中で行動するんです。そうしているうちに最悪の事態が薄まりながら前は恐怖心でできなかったことにも挑戦できるようになります。

 

今日紹介したのはちょっとしたライフハックです。それでもかなり効果はあると思います。不安や恐怖は思ってるほどでかい物じゃないです。ほどよい距離感でつきあっていきましょう。

 

 

ほな、さいなら