”自分らしさ”を見つけるのに辛くっているあなたに言いたいことがある。

あなたは「”自分らしさ”ってなんだ?」って悩んでないですか。もしそうなら少し読んでもらいたいです。

 

”自分らしさ”という言葉がありますが、ぼくはこんなもの無いと思っています。というのは、自分らしさがないというか、全部自分だよねって思うんです。今の自分を認められなくて、もっと自分らしく生きたいという人がいますが、たぶんそう考えるから辛いんです。

 

もし自分が今望んだ状態じゃないとして、それを「こんなの自分じゃない!」って言うのは悲しいじゃないですか。今の自分を認めてあげてください。その上で「こう生きたい」という生き方があるのはいいと思います。でも”自分らしさ”なんてものを決めてしまうと生きづらくなるだけです。まるで”自分らしい”部分以外は自分じゃないって言ってるようなものじゃないですか。

 

それより、今の自分も自分、ありたい自分も自分、こんな部分も自分って感じでいた方がいいです。その方が、自分が柔軟に変化しやすいんですよ。例えば、自分がありたい自分になれたとして、その上で「少し違うな」と思った時、自分らしさなんてない方が簡単に方向転換できるじゃないですか。

 

積み減らしていく

”自分らしさ”をもたないというのはぼくの好きな積み減らしのひとつだと思っています。まずは「”自分らしさ”というものがある」という価値観から積み減らす。そんなものはないのだと言うことに気づく。まずは、そこからです。

 

そうやって、自分の価値観をどんどん積み減らし、新しい価値観も受け入れていく。「自分は人見知りだと思っていたけど、しゃべってみれば以外と話を続けられるんだな」とかそういった新しい自分を発見していく。

 

思い返してみてください。あなたがこれまで生きてきて、あなたはずっと同じキャラで人と接していましたか?もしそうならぐうの音も出ないですし、その生き方が好きなんだと思うのでそれでいいと思うんです。でも、違ったりしてないですか?

 

”自分”というのはそれほどに多様性を持っているものだと思うんです。なので、人が「おまえらしくないな」と言うのも気にしなくていいと思います。そういうときは「あなたが思っている以上にぼくは豊かなんだよ。」って思っといてください。そして実際そうです。

 

自分の負の側面だってあると思うんです。これを受け入れるとなると大変だとは思います。けど同時に愛おしくも思えると思うんです。あなたのその弱みだと思ってる部分は客観視すればチャームポイントです。めんどくさいと思うところは愛せるところですよ。

 

最後に

話をもどして、”自分らしさ”なんて無いということですが、”自分らしさ”はない方が自由に生きられます。ここまでが自分だと思ってた範囲が広がるんですからね。そして自分の多様性を楽しむことが人生を楽しむ一つの秘訣だと思います。

 

こんな考えかたをしてるぼくなんでレッテル貼りはとても嫌いです。人にはいろんな側面がありますから。むしろそれがだせないグループの方が悲しいですよ。自分のどんな側面だって気軽に出せる場でありたいじゃないですか。

 

結論としては、”自分らしさ”なんてな方が今日も自分は自分だって思えるんです。悲観しないですむんです。自分のどんな側面でも今日も自分は自分だって思える。意外な一面も「こんな風になることがあるのか」という発見の目で見られる。だから自分なんて探さなくていいです。全部自分です。探さなくても自分は毎秒更新されていっています。今この瞬間のあなたがあなたです。

 

”自分らしさ”を探すあまり自分に押しつぶされないでください。もちょっとゆったり生きましょう。

 

 

ほな、さいなら